宵越しの銭は持たない雪だるまのサラ

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しろやぎ書店は清流町に住む白八木(シロヤギ)さんが営む書店で、古本と新刊の両方を扱っています。本好きなおやきさんとおにぎりさんは何かとシロヤギさんを頼りにしています。
清流町に里帰りしていた雪だるまのサラちゃんは再び北極に旅立つ前に少しでも荷物を軽くしようと、おにぎりさんからもらった「古書買取キャンペーン」のチラシを手にしろやぎ書店を訪れました。査定の待ち時間に出された菓子舗清流のきんつば(チラシ特典)の美味しさに衝撃を受けたサラちゃんは、言葉を失います。“世界にはまだまだ私の知らないものがある…… !!!”
そうこうしているうちに査定が終わり、サラちゃんが持ち込んだ漫画が思ったより高く買い取ってもらえることがわかりました。本好きが多いことで知られる清流町のシロヤギさんには、この本はあの人が、その本はあの人が、というふうに、だいたいお客さんのあてがついていて、サラちゃんが持ち込んだ漫画には熱いファンがいることがわかっていたのです。
しかしサラちゃんにはそんなことよりも、カッパさんに借りて読んだことがある『清流の守り人』※の“愛蔵版”が全5巻揃っていることに大興奮!漫画を売ったお金は一度もサラちゃんのお財布に入ることなく、別の本に姿を変えたのでした⭐︎
※関連エピソード … うなぎのお礼


